So-net無料ブログ作成

ただのホラーじゃない「IT FOLLOWS」の底知れぬ恐怖に身震い [ハリウッド映画]

くーるー!きっと来る!
いや、“ヤツ”は必ずついてくる!
貞子や伽椰子のように独特な動きではなく、むしろ普通に遠くからゆっくりと近くまで歩いてくるところがなんだか可笑しくて、思わず「キターー」って声出しちゃったけど、低予算のB級ホラーと思ってたら、なかなかどうして奥が深いやんか。

It Follows.jpg


「It Follows」の“it”の意味なんて正直考えもしなかったけど、深淵なテーマ(とその解釈)があるのね。M・ナイト・シャマラン監督がよく描く宗教的な意味合いって無宗教で無知な僕にはよく解りませんが、“ヤツ”が姿形を変えて現れるのも、タイトルシークエンスにおける不可解な行動も、人から人に感染する理由も、全部意味があったんだ。
ありがちなテーマに奥行きが出たのは死から逃れられる唯一の方法がセックスするしかないというのが大きい気がします。例えば「リング」であれば呪いのビデオを誰かに見せれば死の呪縛から解放されるわけで、見知らぬ人でも見てくれさえすれば誰でもいいんです。でも、セックスとなればそうもいかない。ビッチならあっさりとクリアだろうけど、この主人公のように好きな人としか無理な場合には恐怖に怯えながら死んでいくしかないんだもん。しかも、好きな人に感染させるなんて理不尽な真似できないんだもん。死を前にした恐怖と葛藤は底知れなく、心が安らぐのはセックスの瞬間、つまりはセロトニンやオキシトシンが分泌され、幸せ気分でいられる時間だけ。そこに宗教的要素が加わって…
何も考えなくても単純に楽しめる作品だったけど、その意味を踏まえてまた再見したくなっちゃった。ハリウッドはこういう若者のホラーはホンマ得意やね。満足度高くて面白かったっす。でもって、また“ヤツ”が現れるという次なる「ライト/オフ」が俄然興味深くなったなー。日本の配給会社も便乗して“それ”がやってくる的な予告篇だけど…

nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:映画

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

スポンサードリンク
Copyright © 映画のミカタ All Rights Reserved.

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。

×

この広告は1年以上新しい記事の更新がないブログに表示されております。